【コピーライティング】美味しい料理と、美味しい言葉。

こんにちは。

神戸三田で活動するフリーランサー・谷川シンイチロウです。

私の職業を表現するのは難しく、料理写真家であり、コピーライターであり。

料理動画クリエイターであり、飲食店プロデューサーであり。

採用プランナーであり、職業アドバイザーであり。

エッセイストであり、コラムニストであり。

あなたの抱いているコピーライターのイメージとは、どんな風でしょうか?

かつて一世を風靡したコピーといえば・・・

糸井重里さん「おいしい生活。」(西武百貨店)

仲畑貴志さん「おしりだって洗ってほしい。」(TOTO)

眞木準さんの「でっかいどお。北海道」(全日空)

どれもコピーライターであれば、ほぼ暗記しているといっても過言ではないでしょう。

おいしい生活、文字数にすると、たったの7文字。

あらゆる言葉の組み合わせやパターンを駆使すれば、それこそ、AIの技術でコピーライティングは可能なのでは?と思ってしまいますね。

そもそも、コピーってなんだ?

プロのコピーライターってなんだ?

言葉を作り出すのは、極論いえば、だれでもできるし、だれでも書ける。

この仕事をしていて思いますが、ライターって多いし、未経験から始めたライターも多いです。

まぁ最初はだれもが未経験であるわけで、この世界に経験を言い始めたらどうしようもないわけです。

私が大学生の頃、正直言うとコピーライターって知らなかった。

たまたま大学の後輩が

「僕、糸井さんみたいなコピーライターになりたいって夢ができました」

とか言われて。なに?なに?コピーライター?って感じでした。

当時、だいたい月に20冊ぐらい本を買う習慣がありまして。

コピーライターという言葉が気になって、コピーライターに関する本も多く買いました。

(その時は自分には関係ないとは思っていたけど)

コピーライターって不思議な仕事だなぁと思いましたね。

だって言葉を作るなら、小説家は?作家は?評論家は?

私はどちらかというと、小説家とか評論家、ジャーナリストに興味がありました。

今でもその気持ちは変わらないですね。

ジャーナリストとして仕事があれば、すべてを投げ出して報道したい。

コピーライターになって思いますが、コピーは小説や詩などの文学とは似て非なるもの。

文学は「読もう」と思う読者がいるのは前提で、しっかりと読まれます。

これは敬愛するコピーライターの仲畑さんが(本の中で)教えてくれました。

仲畑さんの本は何度も何度も読みました。

ボロボロになりました。

失礼ながら、食事をしながら読みました。

お酒を飲みながら読みました。

コピーは嫌われもの。

この事実を知り、この事実を受け止め、この事実と向き合いました。

読む気のない人に話しかけ、振り返らせる。

コピーライティングとは、実に苦労する作業なのです。

興味のない人に話しかける大変さ、わかりますでしょうか?

例えば、想像してみてください。

街中で、自分に興味のない人に話しかける恐怖を。

街中で、いきなり、オリジナルソングを披露する恐怖を。

街中で、お笑い芸人がネタを披露しますか?

街中で、一人で演技をできますか?泣けますか?笑えますか?

それで、見ず知らず人を感動させることはできますか?心を奪えますか?

そんなことを考えると、コピーライティングの本質、追及するための勇気がいることを痛感しました。

なんとなくコピーライティングって、響きがいい。

だから目指してくる人が多いし、やめていく人も多い。

事実、学生の頃にコピーライターになりたいって言ってた後輩、今はコピーライターじゃないですよ。

一緒に広告企画作って、挫折して、それで、すぐにやめましたね。

だれかに響く言葉を作るということは、すべては想像力と創造力なんです。

想像力、イマジネーション。私が大好きな言葉です。

「そうさ、イマジネーションがあれば、何でもできる!」

これ、だれのセリフだと思いますか?

コピーライター?映画監督?映像作家?写真家?

グラフィックデザイナー?ファッションデザイナー?

何かの映画やドラマですか?有名な女優さん、俳優さんの言葉ですか?

違います。

答えは、エルモです。

その昔、ユニバーサルスタジオジャパンに遊びに行きました。

真っ赤なエルモが言ったんですね。(青だったかな)

想像力があれば、僕たちは何でもできるんだって。

高校生でしたが、感動しました。

エンターテインメントの究極、伝えたいことだったのでしょう。

USJって、たくさんの子供たちが来ますよね。

たくさんのミライある子どもたちに伝えたいこと。

それが想像力だったんです。想像力が、何よりも大事だと。

このとき、私は高校生ながら思いました。

「ユニバーサルスタジオジャパン、10年後、もっとでかくなっているな」

そう思ってから10年以上たちますが、USJは素晴らしいですね。

アトラクションの故障があって残念でしたが、これまでのエンターテインメント、遊園地の概念を見事に打ち破ってくれました。

名探偵コナン、新世紀エヴァンゲリオン、美少女戦士セーラームーン。

今までの遊園地とは比べることができない領域に到達しています。

これはまさに、想像力と創造力の結果といえるのではないでしょうか。

私たちは料理動画を作っています。

単なる流行しているコンテンツを作っているのではありません。

料理動画のアプリが流行する前から動画を作っていました。

やっぱり、動画を通して、何を伝えたいか。

これなんですよね。

料理動画を、コンテンツを、システマティックに作るのは、いい加減、やめましょう。

機械作業にしないでください。

単に流行しているから料理動画を作っていると、やがて、限界がやってきます。

なぜか?

面白くない金儲け主義の映画、アニメやバラエティと一緒です。

「料理動画をみて、作ってみました!」

「同じようにはできないけど、なんとなくできました!」

そんな声が本当にうれしいです。

動画をみて、作ってみよう!

そんな気持ちになってもらえたのが本当にうれしかったです。

美味しい料理と、美味しい言葉。

大事なことを忘れずに。

≪お問い合わせについて≫

●インタビュー記事執筆費:1記事 10,000円~

※ライティングのみの場合、別途要相談

●取材費:1時間/ 5,000円~

●撮影日:要相談~※案件による

●料理動画制作費:35000円~

●レシピ付き動画制作費:50,000円~

※必要経費(交通費、宿泊費、材料費)などは別途要相談

メール:recipeibusuki@gmail.com

まずはお気軽にご相談くださいませ。



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【Official】フリーランスWEBライター/指宿シンイチロウ

神戸出身のフリーランスWEBクリエイター。クラウドソーシングを実践中。セミナー講師としての活動も。レシピ制作専門スタジオの編集担当。お仕事のご依頼はこちらまで。【Mail】recipeibusuki@gmail.com